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採用プロジェクト ブログリレー 〜集え変わり者編〜 ③クレスノ・ユード・ラハージョ

クレスノ・ユード・ラハージョ

採用プロジェクトブログリレーの第三弾を担当するのは、入社一年目、The Ryokan Tokyo YUGAWARA所属のクレです。温泉道場との出会いや、私の働き方についてお話しします。

温泉、そして温泉道場との出会い

私が初めて日本に来たのは、5年前の大学留学がきっかけでした。留学先の東京国際大学では、主に日本の国際関係、政治、文化について勉強しました。日本文化に関しては、テレビ番組やニュースメディアからも学びました。ただ「温泉文化」についてはよく理解できていませんでした。そんなある日、温泉好きの友人二人に誘われ、一緒に温泉入る機会がありました。
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インドネシアでは、家族以外の人の前で裸になる文化はほとんどありません。そのため、最初は全く知らない人同士、裸で一緒におふろ入ることが不思議で面白い体験だと感じました。ただ、実際に温泉に入ってみて、癒しの効果があることも同時に実感できました。それ以来、私も温泉の虜になり、友人と一緒に、訪れたことのない温泉地を巡るようになりました。一番遠い旅だと、川越からスタートし、大阪まで行ったことがあります。新しい温泉地に行くたびにワクワクします。設備が充実した近未来的なところから、伝統的なところ、露天風呂の景観にこだわったところなど、さまざまです。

大学3年生になった時に、インターンシップの募集が始まりました。当時、インターンシップリストの中に「温泉道場」の名前がありました。こうして私は温泉道場に出会ったのです。温泉文化に惹かれていたこともあり、すぐにインターンシップに応募しました。インターン期間中の所属は、おふろcafé utataneでした。

utataneでのインターンッシップ

インターン生時代は、運営には欠かせないフロント業務と清掃業務について学びました。さらに、インターンシップの成果として、1日限定のイベント企画を担当することになりました。企画内容から自分で考える機会だったので、私がよく理解している「スパイス」使ったイベントを企画しました。utataneのメンバーに助けていただきながら、オリジナルのイベント「スパイス風呂」を作ることができました。

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インターンシップでは、自分自身の楽しい経験だけではなく、さまざまな夢を持った面白い人たちに出会いました。人に惹かれていたこともありますが、温泉道場で働くことで、自分の将来の夢も叶えられると思い、入社をすることを決めました。

入社一年目

今年の4月に入社し、最初の配属先はインターンシップ期間でお世話になった、おふろcafé utataneでした。驚いたのは、インターン時代にお世話になった方々が、私のことを覚えていてくれたことです。

最初は、インターンシップの時と同じような基本的な業務がメインでしたが、社員になったからには、他のスタッフの模範となるような存在にならなければなりません。

集合写真2

社会人になってからの日々は、ただ単に自分の仕事をこなすだけでなく、責任や物事を深く考えながら進めることが増えてきました。たとえば、お店を運営するためには、ベッドメイク、掃除、フロントなどの基本的業務もあります。それ以外にも、曜日や時間ごとに適正な人員を把握したうえで、シフトを作成をしたりします。

また、毎日の朝礼も大事です。最近店舗であったこと、共有事項の伝達。そして何より、スタッフさんへ正しい指示を出すためには、自分がお店のことをよく理解できていないといけないことにも気づきました。さらに、業務事項を伝えるだけではなく、スタッフさんとのコミュニケーションをとっていくことが、結果的にお客さまにも居心地のよい空間を提供できるのだと思います。

私たちはサービス業を営んでいるので、なによりも大切なのはお客さまに満足していただくことだと思います。私が、意識していることは二つあります。

一つ目が、お客さまに喜んでいただくために、新しい企画や、ワクワクしていただけるようなサービス作りを考えています。たとえば、これまでutataneで使用してこなかった香りを利用して、フィンランドの入浴法である「ロウリュ」をすることを提案したりしました。

二つ目に、お客さまにいつでも最高のサービスを体感していただくために、店内を清潔に保つことや、ニーズに応えることを意識しています。特に、お客さまからのご意見は貴重だと思うので、普段の会話の中から拾えるようにしています。なるべく、応えることができれば、結果的にファンを作ることにもつながるのだと思います。

そして、私が社会人になって一番学んだことは、自分が楽しんでいなければ、お客さまを喜ばせることはできない、ということです。将来の大きな目標を持つことも大切ですが、日頃から「これやりたい」「あれやりたい」と粘り強く伝え続けることも大切です。

「効率よく、楽しく仕事をすること」「個性を活かして働くこと 」も大切にしています。とくに、「個性を活かして働く」の体現として、2年前にやりたかったことである、スパイスを使った香りのアロマスプレーのワークショップを企画することができました。

くれ

将来の夢と今後やりたいこと

10月からは、新天地であるThe Ryokan Tokyo YUGAWARAへの異動が決まりました。旅館のことをもっと知ったり、アニメや漫画・ゲームの作家さん、企業とのコラボを実現させたりしたいという夢ができました。まだ具体的な計画はありませんが、秩父の「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のように、魅力的な町、人々、文化の物語を、世界中の人々に広く認知してもらうことが目標です。

クレ2

思い返すと、温泉道場に入社してから、たくさんの素晴らしい人たちに出会えています。この、面白さをさまざまな地域の方にも知っていただきたいと思っています。そして、将来は「温泉道場」として海外店舗を作りたい。それが私の大きな夢です。そのためにも、いまは、基本的な業務も含めて、たくさんの経験を積みたいと思っています。

このブログを読んでいる皆さんにも、将来の目標があると思います。夢の形は人それぞれ違うと思いますが、温泉道場では、それを叶える機会や、応援してくれる人たちがたくさんいます。もし当時の私と同じように、温泉道場で挑戦してみたいと思う方がいらっしゃったらお待ちしています。そして、私と一緒に温泉を世界中に作りませんか?

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クレスノ・ユード・ラハージョRAHARDJO KRESNO

Department
The Ryokan Tokyo YUGAWARA
Position
マネージャー

インドネシア生まれ、インドネシア育ち。日本大学で国際関係を学び、インターンシップに おふろcafé utataneと出会えました。

露天風呂、料理、と祭りが大好き。いつか海外におふろcaféをオープンしたい。

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