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湯治休暇がおいしいはなし

佐藤 瑞実

 

湯治休暇ってなんなの?

 

そもそも湯治とは、

 

温泉を休養・保養・療養の場として、日数をかけて滞在して入浴することをいいます。

温泉のもつ療養効果を期待して温泉に滞在しながら健康を取り戻そうとする湯治など、その目的は様々です。

湯治は、温泉によって、人が本来持っている自然治癒力を高めることが本質とされています。

(温泉大辞典より)

 

 

温泉道場の湯治休暇は、普段は行けないような場所にいって、本物のいいものを見てほしいという社長の山﨑の思いからつくられました。

 

本物を知らなければ、比較することができないですからね・・・

 

なんと、条件をクリアすれば、上限3万円までもらえる!!

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条件その1

3日間連続で取得すること。

 

条件その2

2泊3日以上で埼玉県外への宿泊を伴う旅行であること。

 

条件その3

取得日の2週間前までに湯治休暇届け出事前に承認を得ること。

 

(なにそれ!最高すぎますやんかああああああ!)

 

と心のなかで絶叫してました。

 

なぜって、

 

実は私、「ボンビー学生」だったので、いわゆるバックパッカー旅をしていました。交通費と宿泊費をおさえるべく、リュックを担いで、18切符で十何時間かけて移動して、

2000~3000円のゲストハウスに泊まるという弾丸旅を繰り返してました。

ラオスにいったときは、600円ほどの安宿で天井のやもりを見つめながら就寝、なんてこともありました。

 

そんな私なので1万円以上の宿に泊まるなんて、ありえない!!と思っていた私にはまさに晴天霹靂、サルも木から落っこちる、犬に金棒でした。

 

 

というわけで、湯治休暇と公休合わせて5日間というワンダフルな休暇をいただき、

 

念願だった人生初の豪華ホテルにいってきました!!

 

 

いざ青森へ!!シュワッチ!!

 

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1日目に泊まったホテルは、ででん!

 

☆★☆星野リゾート 奥入瀬ホテル☆★☆

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おおおおおおお~ヾ(゚∇゚)ノ

 

母娘2人旅でいってきたのですが、こんなに豪華なところに泊まったのは初めてで、大興奮でした。

 

青森のりんごがふんだんに使われたりんごキッチン。

りんごのランプや、りんごの生絞りを目の前で作ってくれるフレッシュなキッチンでした。

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奥入瀬は、奥入瀬渓流の近くに立っているため、自然のこと・森のこと・小さな生き物のことに焦点をあてています。

「森の学校」では、ネイチャーガイドのスタッフが、奥入瀬の森を分かりやすく説明してくれたおかげで、

 

翌朝、キノコや苔を見つけては、にやにやする『苔娘』になっておりました・・・

 

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次の日は八戸方面へ移動して

 

星野リゾート 青森屋へ。

 

青森屋のコンセプトは「のれそれ青森」

 

「のれそれ」は津軽弁で「目いっぱい」「徹底的に」という意味。

徹底的に青森になろうという強い意志が含まれているらしいです。

 

三味線やねぶたを開催しており、せんべい汁など青森の名物をふんだんに使い、

青森の魅力がたくさん感じられました。

 

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日本酒好きな2人は、目の前で焼いてくれる酒のつまみの数々に、

胸のときめきが収まらず…

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スコップ三味線というものまで体験してしまいました。

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もちろん弦はなく、リズムに合わせて楽しく演奏する

それがスコップ三味線です。

 

このスコップ三味線、お客さんも、参加することができるので、青森を耳で聞き、味で感じて、肌で感じる、体験型の
施設はとてもユニーク。認定証ももらえて、青森弁で書かれているのが芸が細かい!

 

その後も、新潟に帰る道すがら、酸ヶ湯温泉で、初の混浴にチャレンジしたり

 

なんともどきどきしましたこれが。

しきりがあるから見えません、て下に降りるときに見えますて。とダッシュで駆け下りて、入浴してまいりました。

(残念ながら肌が弱い私にはピリピリしてほとんど入れず・・・)

 

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道すがら、

日本3大秘湯という文字に惹かれ

思わず立ち寄った谷地温泉。

地元のおばちゃんの肌のつるつるさは、20代の肌そのもので、驚きをかくせません。。。

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そして、最後に秋田にある、玉川温泉という湯治発祥の地にいってきました。

玉川温泉は、各地からきている療養を目的とした宿泊者でにぎわっており、

今度きたときは、本物の湯治を堪能してみたいですな

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こんなに、温泉をめぐってきましたが、

実をいうと、温泉はそこまで好きではなく、行くとしても年3~4回くらいでした。

 

しかし、温泉道場入って温泉入る機会が格段にふえ、

温泉てこんなに種類があったんだ!!と、いままで知らなかったことが増えて、温泉がすきになってきている今日この頃です。

 

各地を巡りながら、「おふろから文化を発信する」って、どういうことかなあと考えながら帰ってきました。

昔からある、日本の古き良き文化を発信するということ。これから新しい価値を創造するということ。

それを私たちに、なじみ深いおふろという場で発信していくことに意味があるのかな。

 

と思いました。

 

もっともっといろんなところへ行って、見て、聞いて、感じて成長したいなあ、と感じた湯治休暇でした。

佐藤 瑞実TAMAMI SATO

Department
おふろcafé utatane
Position
副支配人

スウェーデンで生まれアラスカで過ごした幼少期からか、自然が大好きな野生児。居心地のいい空間づくりを学び、いずれは実家がある新潟でゲストハウスをしたいと思い、温泉道場に就職。
新卒1年目はおふろcafé utataneに配属。2年目の2017年7月よりおふろcafé bivouac(現ハレニワの湯)に配属されutataneの経験を活かし、現場を中心に元気に接客中。本屋・ゲストハウスめぐりが趣味。現在一緒に山に登ってくれる人を募集中。

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