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採用プロジェクトブログリレー ~集え変わり者編~ ⑥北岸甲基

馬部桃花

こんにちは。温泉道場リクルートチームの馬部です。「採用プロジェクト ブログリレー 集え変わり者編」では、温泉道場で働く個性的なメンバーたちの働き方を紹介しています。

今回は、北岸甲基さんにインタビューを行いました。

北岸さんは2020年に新卒で入社。この4月から4年目となります。入社後は昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉に配属され、約半年後にO Park OGOSEに異動。新卒3年目からは地域ビジネス部にて活躍しています。昔からおふろ屋さんが大好きで、入社のきっかけもおふろcafé 湯守座に行ったことだったという北岸さん。おふろ屋さんと宿泊施設の店舗勤務を経て、今感じていることなどをお伺いしました。

地域を「よりよく」するために駆けまわる

――まず初めに、自己紹介をお願いします。
地域ビジネス部の北岸です。この春で入社4年目になります。趣味はおふろ屋さんに行くこと、スキーやスノボ、田舎にお出かけすることなどで、基本的にお休みの日は外に遊びに行くことが多いですね。

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――「地域ビジネス部」とは、どのようなお仕事をする部署なのですか?

その名の通り、地方創生に関する業務をメインに、現在は温泉サバ陸上養殖場に関する業務も行なっています。地方自治体の課題を、温泉道場のデザインやプロモーションのノウハウを使用して解決したり、市営・町営の施設の経営改善のお手伝いをしたりしたいと思っています。具体例を挙げると、栃木県さくら市に「道の駅きつれがわ」という道の駅があるのですが、利用客増や売上増加を目的に、キャンプ場をつくることを提案しました。ちょうど川沿いに草原もあったので、自社のときたまひみつきちCOMORIVERを参考に、開発・運営のサポートもさせていただきました。

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社長の山崎さんからは、地域ビジネス部は「遊撃部隊」「独立遊軍」と冗談で言われることもあります。キングダムって読んだことあります? キングダムでいうと、主人公が率いる「飛信隊」のような感じで、「問題が発生した箇所に突撃していき、解決したら撤収する。そしてまた他の困っている部分へ駆けこむ」という部隊です。なので、他の部署をサポートすることもあります。

――そのなかで、北岸さんは実際どのようなお仕事をしているのでしょうか?
改善提案の前段階となる調査業務などを行なっています。実際のおふろ屋さんや、競合となる施設を調査して「こういう戦略にしませんか」「こういった方向性で改善していきませんか」という提案をします。いくら投資するのが適切か、その投資の効果がどれくらいで、いつ頃その投資を回収できるのか、ということも試算します。

――どういった場面でやりがいを感じますか?
自分の提案を発表時、相手方がメモをしてくれているときです。自分の施設運営の経験が人の役に立っていると思うと嬉しくなります。

――逆に、つらいことや課題はありますか?
うーん。業務は多岐にわたりますし、急な依頼が飛び込んだりと安定はしていないので、その部分で大変さはありますね。予想ができないこともたくさんあるので、柔軟性が求められます。僕は新しいチャレンジの感覚にわくわくするので、あまり苦ではないですが…(笑)

現場経験を経ての、コンサルティング業務

――ありがとうございます。北岸さんは新卒3年目から地域ビジネス部で、その前は店舗勤務でしたよね。お仕事の内容は全然違いますか?
全然違います! 一番違う部分として、お客さまが「個人」ではなく「会社」になりました。いわゆる、BtoCがBtoBになったということですね。BtoBのお仕事においても、目の前のお客さまに良い提案をして喜んでもらうことは必要。ただ、本当に価値を届ける人(ユーザー)はその先にいるので、ユーザーの気持ちを代弁して提案をしたいと思っています。

働く環境もがらりと変わりました。O Parkで働いている時は、施設内を駆けまわって運営していましたが、今はデスクワークです。

――なるほど…。逆に、ここは共通しているな、という部分はありますか?
ビジネスマナーやコミュニケーションなどの基礎基本が大事だと思います。

入社理由は「最強のおふろ」を作りたかったから

――学生のときのこともお伺いしたいです。入社理由は、どんなものでしたか?
大阪に住んでいた時に、三重にある「おふろcafé 湯守座」に行ったことがきっかけです。おふろ屋さんを探していてたまたま見つけて、「おふろcaféって、何…?」と思いながら行ったのですが、湯守座にある「行燈タワー」を見て、「俺、ここのおふろ屋さんで働きたい」と思ったんです。

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――そんなに行燈タワーが印象的だったんですね。
衝撃でした。今まで見たことがないようなコンセプトのおふろ屋さんで、こんなに風変わりな施設があるのかと、入ってすぐに感じました。このおふろ屋さんをつくった人と一緒に働いて、ここよりも良いおふろ屋さんを作ってみたい、と思ったので、温泉道場を志願しました。

――おふろ屋さんを仕事にしたいと思った理由は何ですか?
小学校のころから父親に連れられてよく行っており、高校生の時には一人で電車に乗っておふろ屋さんに行くこともありました。
3年の前期に就活やインターンをはじめたのですが、その中で、「好きなことを仕事にしたい」と思っていました。そして、自分にとってはそれが「おふろ」でした。

――実際に、大阪から埼玉まで来て説明会に参加したんですか?
そうですね、たまたまその時期ヒッチハイクにハマっていたので、ヒッチハイクで行きました。あと面接もヒッチハイクで(笑)。お金もなかったので、ヒッチハイクで行けるのなら行きたいなと…。

――えー!! そんなこと、あるんですね…。実際に説明会や面接に参加してみて、どんな印象を受けました?
おふろ屋さんなのに、私服でフラットな感じで話しているのがいいな、と思っていました。あとは、説明会では座談会もあるのですが、参加している他の方々も面白くて好印象だったことを覚えています。

――入社前後のギャップはありました?
ありました! ひとつは、「思ったよりベンチャーっぽくない」ということ。もう一つは、「思ったより現場業務が多い」ということ。ベンチャーっぽくない、と思ったのは、制度が整っていることや、残業が想像よりもずっと少なかったこと。「攻めている」会社なのですが、想像より「守り」が強く、たくさんの制度に守ってもらえているなと気付きました。

現場業務は、新しいサービスを始めるときはやはり大変ですね。OParkで朝食をレストランで提供することになったときに、旗振り役をやっていました。30人ほどのスタッフさんを社員1人で束ねていたのですが、雑務なども含めてやることが本当にたくさんあって、大変でした。ただ、現場でリーダーとして働き、課題を解決した経験がなければ、今の業務で具体性を持った話をすることはできなかっただろうなと感じています。

「好きなことを仕事に」できた理由

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――異動の時はどんな心境でしたか?
僕は異動を2回経験していて、1回目は玉川温泉からO Parkへの異動。そのときは、コロナ禍のさなかで、O Parkはアウトドア需要をうけて一気に拡大したため、需要に合わせての異動になりました。異動前にO Parkの営業を手伝うこともあり、その時に「本当に忙しい、大変なところだ」と思っていたので、異動が決まった時は火中に飛び込む気持ちでした。でもそれを求めてうずうずしていたし、たくさんアクションを実行できるという期待感がありました。

2回目は、O Parkから地域ビジネス部への異動で、その時は「チャンスが来た!」と思いました。元々の入社理由が、全国のおふろ屋さんを元気づけたい、おふろをもっと楽しくしたいという気持ちがあったので、それができる部署に来ることができたのはとても嬉しかったです。

――どうしてそのチャンスをつかめたと思いますか?
上司の言うことを聞くこと、そのことは本当に大事ですね。実は玉川温泉のときは問題児で… 自分の考えが正しいと思っていたし、人の話も聞けなかった。でも、O Parkの厨房にいるときに「いちど人の話を聞いてみよう。それでダメだったらまた考えよう」と思ったんです。そこで必死にやっていたのを上司が見てくれていて、引き上げてくれたのかなと思います。クレドのひとつ「素直、勉強好き、プラス発想」が本当に大事だと思います。素直に聞くことができないと、チャンスは回ってこない。

――管理職の支配人に興味はありますか? または、転職や起業なども視野に入れているのでしょうか?
起業したいです。30歳までにはしたい。それを考えると、時間もそんなにないですね…。温泉道場は、「これを本気でやりたいです」といえば、起業という形ではないかもしれないけれど、リーダーとして「地域を沸かす」ことができると思います。いろいろな情報が集まるので、自分は何を本気でやりたいのかということも考えやすいベストな場にいると感じています。

――北岸さんは、どんなメンバーと一緒に働きたいですか?
野望がある人。「こういう未来ならもっといい世界になると思います!」という想いを持っていて、そのために働きたいと思っている人。起業家マインドを持っている人というのでしょうか。

――温泉道場にマッチする人はどういう人だと思いますか?
パターンは1つではないと思っていて、「攻め」をやりたい人も「守り」をやりたい人も活躍できると思います。僕のような休みの日もお家にとどまることなく遊びまわることでエネルギーを得る人もいれば、家でゆっくりと休んで英気を養いたい人もいる。幅広い業務があるので、「長所進展 〜良いところをとことん伸ばす〜」という考えのもと、活躍できると思います。

ただ、「安定している会社よりも、挑戦している会社のほうが好き」という方のほうがマッチすると思います。会社に入ることはゴールではないので、もしそう思っている方がいたら、温泉道場ではないのかなと思います。大変ですし、勉強することもたくさんありますし。

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――最後に、温泉道場に興味を持っている方たちへのメッセージをお願いします!
温泉道場で働くと、他の場所よりも1.2倍くらい忙しいです。その代わり、2倍くらい成長できると思います! 迷っているのであれば一旦入ってみればいいと思います!

――1.2倍はどこから…?
山﨑さんが最近言ってたんです。僕もそう思うし、1.2倍ってちょうどいい塩梅かなと…(笑)

――ありがとうございました!!

今回の記事はお楽しみいただけましたでしょうか? 採用プロジェクト ブログリレー 〜集え変わり者編〜では、温泉道場のメンバーの働き方を紹介しています。

採用プロジェクト ブログリレー 〜集え変わり者編〜 ①馬部桃花
採用プロジェクト ブログリレー 〜集え変わり者編〜 ②藤﨑勇宇
採用プロジェクト ブログリレー 〜集え変わり者編〜 ③クレスノ・ユード・ラハージョ
採用プロジェクトブログリレー 〜集え変わり者編〜 ④愛沢莉沙
採用プロジェクトブログリレー 〜集え変わり者編〜 ⑤岡野未侑

次回の投稿もお楽しみに。

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馬部桃花MOMOKA UMABE

Department
ビジネスプロモーション本部
Position
管理部(HR&C室)/副室長

北欧エストニアのタルトゥで交換留学生として1年間過ごし、北国の風景とエストニアのサウナ文化に心を奪われる。エストニアに関わる仕事をするため、温泉道場に入社。
知と知、経験と経験、偶然と偶然がつながる感覚が好き。
座右の銘は「幸福度は移動距離に比例する」。
人生の伏線をできるだけ張り巡らせるため、移動を大切にしています。

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